華麗なる祝花コーナー

              (あるいは、キャット店長代理の執念の花・・・の思い出)

原画展には、漫画家の先生、漫画編集部、そして漫画美術館より、大変美しい祝花が寄せられました。しかし20日近くに亘る会期のために、残念ながら最終日までには全て枯れてしまうこともやむを得ない事実です。ところが、何があっても最後のひとりまで、最後のひとつまで、をモットーとする(大変面倒くさい)気質の店長代理の執念により、枯れた花から(ちまちまと)抜き取り、何度もアレンジを変化させながら会期終了ぎりぎりまで粘りに粘ったキャット店長代理。しかし、全てを引き揚げた後ご来場くださるお客様は、この美しい祝花の存在を知らないままになってしまう!それでは、お花に対しても贈り主に対しても失礼であると思ってしまった店長代理、祝花写真をパネル仕立てにして展示する(!)というアイデアを捻り出してきました。しかし、現代文明に疎い店長代理、コンビニで写真を(ちまちまと)拡大コピーして(いつものように)手作りでパネルを制作しようとしていたため、見かねた横手市増田漫画美術館さんのご厚意で、立派な祝花パネルを制作していただき、最終日まで、お客様の前で、華麗な花を咲かせることができました。最後のひとり、最後のひとつまで大事にしたいキャット店長代理ではありますが、それを実現するには、まわりの人間はかなりの・・・ハードワークになることは・・・言うまでもありません(驚異のブラック企・・・)。しかも、日ごとに変化するアレンジや祝花パネルの存在に気付いた人がいたのかどうか?・・・たったひとりでもいたとしたら・・・店長代理も、サポートチームも、救われる思いがいたします。合掌。



▲ 青野春秋、さくらももこ、すぎむらしんいち、能條純一、芳崎せいむの各漫画家先生より。


▲ビッグコミックスピリッツ編集部、ヒバナ&元IKKI編集部、小学館クリエイティブ、京都国際マンガミュージアムより。